■ゼビ避(ゼビよけ)HRA!氏の原作→タイトル暗い赤
①. HRA!氏の開発したゼビ避は、スプライトダブラ(Sprite multiplexing)(以下ダブラ)を実装し、
	画面上半分(領域1)に32枚、画面下半分(領域2)にも32枚の
	スプライトを表示する素晴らしいものです。
②. スプライトプレーン番号(以下、SPR#)の順に、
	都度スプライトアトリビュートテーブル(以下、SAT)を設定する方式です。
③. コナミ式の様なスプライトローテーション(Sprite reordering)(以下ローテ)は実装していません。
④. 各領域に於いて、33枚目以降は表示しません。
⑤. 水平方向に就いてはSPR#の小さい8枚を表示し、9枚目以降は消えてしまいます。
⑥. アンドアジェネシス(以下、アンドア)の矩形部分はビットマップで描画しています。
	此の⑥と①を同時に実現する為に余裕を持って30FPSにしていると思われます。

■ゼビ避 フラッグ水平16枚→タイトル明るい赤
⑦. スプライト枚数の負荷を掛ける為に、スペシャルフラッグ(以下、フラッグ)を水平に16枚配置しています。
	④の現象として、自機、フラッグ、弾が沢山あると、アンドアのスプライト部分は消えてしまいます。
	⑤の現象として、画面右半分のフラッグが8枚程度消えてしまいます。
・. また、表示確認し易い樣、無敵状態にしています。

■ゼビ避 SATの順設定と逆設定を交互に→タイトル綠
⑧. ⑤を回避する為に、SATに順設定と逆設定を交互に繰り返します。此れで水平に16枚迄は点滅表示できます。
	赤版では消えていた、画面右半分のフラッグが点滅表示されます。
○. この版では依然として④対策はしていません。

■ゼビ避 領域毎に最大64枚を点滅表示→タイトル青
⑨. ④を回避する為、各領域に於いて、『1枚目から32枚目』と『33枚目から64枚目』を交互に表示します。(本当はもう少し複雑だけど解説は割愛)
	此れで負荷が掛かった状況でも、アンドアのスプライト部分が完全には消えずに点滅表示できます。
⑩. また、⑤を回避する為に⑧の発展版(⑨と共存させる為にもう少し複雑だけど解説は割愛)も同時に実装しています。

■ゼビ避 自機優先表示→タイトル黃
⑪. 自機を優先表示するようにしました。
⑫. スプライト3枚重ね、スプライト4枚重ねに対応しました。
	が、其れ等用のデイタを用意していないので動作確認出来ません。
○. 高速化し、赤版には及びませんが、綠版や青版より速く成りました。
○. 時々自機などのスプライトが消えるバグが有りますが、当分の間修正できないと思います。



■今後の課題
㊵. 30FPS且つ処理落ちするので、どうしても点滅が目立ってしまいます
㊶. コナミ式の様な素数を使用したローテが実装できれば、一枚当たりの点滅頻度が均一になるかな。
㊷. スプライト3枚重ね、スプライト4枚重ねのデイタを用意する。